自作仕掛けの作り方
桧原湖の場合ワカサギのいる層は以前は比較的底の場合が多い状況でしたが、ここ数年前からタナバラケの傾向になってきました。私のメーンの仕掛けは全体の長さを60センチにしてハリ数は下バリを含め5本にしています。手返しよく釣るにはこれくらいの長さとハリ数がちょうど良いと思っています。
ただし、タナバラケしている場合は全長1m前後で、鈎数が10本前後の鈎を使うこともあります。
糸付きのバラ鈎も発売されていますので、自分の好みの
仕掛けを作って釣ってみるのも楽しみのひとつです。
糸付きバラ針を購入して10cmくらいに切る
先ずは結束の方法です。
サージャンノットで結びます。
A:二本のラインを添えて輪を作ります
B:輪の中に1回通します。
C:もう1回輪に通します。
D:ここから締めますが、すべりが良く
なるように唾液を付けてから締めます。
この方法で結束の練習をしてみましょう。
イトにオモリを付けて竹ひご等に2、3時間吊るして乾燥させる
これで畜光付き鈎の出来上が
りです。
つま楊枝でちもとに塗る適当につけても自然に丸くなります
AとBを同量しぼり出しよく混ぜ合わせる
4本目5本目の針は、上の2本目の針の結び方と同じ方法で結んでいきます。
これで5本針仕掛けが完成します。
以上の方法の応用で、枝スの長さを変えたり、針間隔を変えたり、針の数を変えたりとの好みの仕掛けを作る事が出来ます
3本目の針の結び方
@ケースから1本引き出し、長いまま使い
ます
A左のチモトから10cm離したところに右
のチモトが来るようにセットします。
Bサージャンノットで結びます。
C幹イトとして使ったライン(赤ライン)が
残り7cmと短くなってきたので次の幹
イトとしては使えないので赤のラインを結
び目の下で カットします。
次からは白ラインが幹イトの役目となり
ます。
一番上の針の結び方
@まずケースから1本引き出します。
全長47c
mの糸付き針が出てきます
Aこれをチモトから10センチのところで
カット、これが一番上の枝スになります
残った37cmラインが幹糸になります。
B枝ス3cmで結び目が上から7センチの
とこ ろになるようにサージャンノットで
結びます。
Cミリ単位の微調整は輪の中に爪楊枝を
挿して左右に移動させることで可能とな
ります。
2本目の針の結び方
@ケースから1本引き出し、チモトから
10cmのところでカットします。
A左のチモトから10cm離したところに
右のチモトが来るようにセットします。
Bサージャンノットで結びます。
秋田狐は合わせて釣るタイプの人向き、袖バリは外れにくいので初心者向きなどといわれていますが、どちらを選ぶかは人それぞれ好みがあるようです。
私が主に使っているのはVARIVASのかねり鈎秋田狐でサイズは1〜1.5号です。
このハリの特徴は小バリで軸が細くハリ先が鋭いことです。
小バリのほうが違和感が少ないと思うのと、ハリ先が鋭いので掛かりがよくエサも刺しやすいからです。
そして鋭さと形状からスレ掛かりで釣れる可能性が高いというのが使っている理由です。スレ掛かりを期待するのは邪道かもしれませんが、スレで掛かっても1尾は1尾だと私は思っています。
ただ鋭い分だけ針先の磨耗も激しいので、手の甲に針先を滑らせてみて皮膚に刺さらないようであれば交換が必要です。
また、氷上時期で氷に引っ掛かった場合も貼り先が損傷していますので点検が必要です。